2024年の年間でアクセス数・ダウンロード数が多かった人気の写真素材をまとめまし...
福島県中通り周辺『こおりやま広域圏』は、郡山市を含む周辺17市町村で形成されています。今回、観光情報サイトである「FUKUNAKA+」とぱくたそがコラボレーションして、自然(山、川、星)や伝統文化など、地域の魅力を再発見するといったテーマで取材を行っています
- FUKUNA+で公開中の記事
本プロジェクトは、数ヶ月にわたる撮影を行い、安達太良山や磐梯山の壮大な風景、清らかな水が生み出す洞窟や滝、美しい星空、そして古くから受け継がれる伝統文化など、知られざる隠れた名所から、多くの人に愛される景勝地まで、とても貴重な写真となっています。ぜひご利用ください。
なお、これまでに、郡山市の桜の名所を巡る「桜の宝庫!福島県郡山市の桜の写真素材」、御霊櫃峠を舞台に侍が演舞する「古武術天心流兵法代範 滝沢洞風の「侍」の写真素材」をリリースしています。あわせてご覧ください。
こおりやま広域圏は、郡山市、須賀川市、二本松市、田村市、本宮市、大玉村、鏡石町、天栄村、磐梯町、猪苗代町、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町というそれぞれ独自の魅力を持つ17市町村で構成される観光協議会です。阿武隈高地から県央部の盆地を超え、奥羽山脈までの範囲にわたる撮影地をGoogleMAP上で確認いただけます。
磐梯朝日国立公園に指定され、日本百名山としても知られる名山。『万葉集』や高村光太郎の『智恵子抄』などの文学作品にも描かれ、古来より多くの人々に親しまれてきた地域の象徴です。 東側のおだやかな稜線と西側の荒々しい爆裂火口、中腹から山頂にかけて咲き誇る高山植物や優雅に舞い飛ぶアサギマダラなど、多様な自然が魅力の山です。 周辺には、岳温泉、磐梯熱海温泉、沼尻温泉など、いくつもの温泉街があります。
国立公園に指定され、「日本百名山」にも数えられる磐梯山は、福島県のシンボルとして「会津富士」とも呼ばれる名峰です。表磐梯の均整の取れた美しい山容、裏磐梯の火山らしく荒々しい姿という二つの顔を持ちます。 磐梯山を中心に猪苗代湖や裏磐梯湖沼群が見せる四季折々の自然の風景は豊かで美しく、登山、ハイキング、スキーなど、さまざまなアクティビティの拠点としても人気のロケーションです。
秋元湖に流れ込む中津川の源流にある渓谷で、四季折々の美しさを鑑賞できるスポットです。特に秋は絢爛豪華な紅葉が渓谷を彩り、息をのむような風景が広がります。中津川渓谷レストハウスからは、中津川橋、渓谷までの遊歩道が整備され、清流で磨かれた岩肌と鮮やかな紅葉を眺めながら散策することができます。中津川橋の上からは、ドローンで空中から見るような渓谷の全体像が楽しめます。
裏磐梯三湖の一つである秋元湖は、1888年の磐梯山の噴火によって生まれた美しい湖です。西岸に建設された秋元湖ダムは、発電や治水の役割を果たしながら、湖の景観にも一役買っており、自然と人の手が織りなす眺めが魅力となっています。 ダムに設けられた展望台からは、小さな島々が点在する湖面や、水墨画のような幽玄な風景、ドラマチックな夜景などを楽しむことができます。
岩角山岩角寺(いわつのさんがんかくじ)は天台宗総本山である延暦寺の直末寺で、古くから「岩角山」として親しまれてきました。岩角山は花こう岩質の標高337メートルの山で、全山が名勝天然記念物に指定されています。 山中に点在する巨石・奇岩には、西国霊場33ヵ所の観世音や菩薩、天王、天神などの808体の仏像が線刻技法で描かれています。また、境内には毘沙門堂や那智堂をはじめとしたさまざまな堂宇が立ち並んでいます。 山頂からは安達太良山や吾妻連峰など奥州の山々が一望でき、自然の美しさを感じられる場所としても親しまれています。
古殿八幡神社では、毎年10月の第2日曜日とその前日に、例題祭の宵祭と本祭の一環として、馬上から弓を射る神事「笠懸・流鏑馬」が執り行われています。 秋晴れの空に映える装束に身を包んだ役者が、わずかロープ1本で隔てられた馬場を駆け抜け的を射貫く勇壮な姿を見て、会場は大歓声に包まれます。
1969年、石灰岩の採掘中に偶然発見されたあぶくま洞は、当初は小規模な鍾乳洞と思われていました。しかし、後の詳細な調査により、総延長4,000m以上にも及ぶ大きな洞穴(ほらあな) であることが判明しました。 現在は、大滝根山のカルスト台地を代表するこの神秘的な洞穴の一部が、観光ルートとして公開されています。国内屈指の多種多様な鍾乳石がつくり出す光景は、見る者を圧倒します。
国指定天然記念物である入水(いりみず)鍾乳洞は、あぶくま洞・星の村天文台から6.5㎞ほど北に位置する、全長900mの鍾乳洞です。あぶくま洞と比べ、ひっそりとしたたたずまいで、山の奥に口を開けています。 洞内は険しさによってA・B・Cの3コースに分かれており、一般コースのAコースでも、あぶくま洞よりワイルドな洞窟体験ができます。B・Cコースでは本格的なケイビング体験ができます。(Cコースは予約制、ガイドが必要です)
星の村天文台は、星の村のメイン施設として、標高640mの石灰石採掘跡地に建設されました。福島県内で最大級の、口径65cm、肉眼の8,600倍の集光率を誇るフォーク式天体望遠鏡が設置されています。 日中でも、プラネタリウムで星空を楽しんだり、特殊なフィルターを装着した望遠鏡を通して、地球の数倍の高さまで噴き出す太陽のプロミネンスを直接観察したりすることができます。
田村市北西部を流れる高瀬川の支流にかかる、落差16mの滝です。行者が祈願の行をしたところであること、相馬藩と三春藩の領地争いの行司を取った場所であることなどが名前の由来と言われています。 駐車場から滝までの、約820mのハイキングコースでは、爽やかな森林浴をしながら深い渓谷の景観を楽しむことができます。
には木漏れ日が降り注ぎ、四季を通じてさまざまな表情を感じることができます。せせらぎ沿いには登山道が通り、爽やかな森の風と、苔むした岩石の間を縫う清流を間近に楽しむことができます。
浅川町は「花火の里」として知られ、毎年8月16日には「浅川の花火」が行われます。この花火大会では、県内最大規模の約3,200発の花火が打ち上がります。 300年以上の歴史を持ち、その起源は1798年の浅川騒動の犠牲者供養から始まったとされ、戊辰戦争や日清・日露戦争、太平洋戦争の戦没者、東日本大震災の犠牲者や近親者の供養も兼ねています。 地元の青年会が自ら花火を準備し打ち上げるこの祭りは、故人を悼みつつ今を生きる人々の絆を深める機会となっており、独特な雰囲気を持っています。
安達太良山の麓にある、大玉村ふれあい広場特設会場で7月の終わりに開催される夏まつりです。 安達太良太鼓をはじめとしたさまざまなステージイベントのほか、友好交流都市のペルーのマチュピチュ村の南米舞踊が披露され大いに賑わい、夏まつりのフィナーレとして約1,000発の花火が打ち上げられます。
乙字ヶ滝は、須賀川市と玉川村の境を流れる阿武隈川唯一の滝で、日本の滝百選にも選ばれています。横幅は約100mにも及び、川の中程にある巨岩に沿って流れ落ちる滝の形が「乙」の字に似ていることから、乙字ヶ滝と呼ばれています。 松尾芭蕉が『奥の細道』で、「五月雨の滝降りうづむ水かさ哉」の句を詠んだ場所としても知られています。
松明あかしは、戦国時代の末期に須賀川城主の二階堂家と奥羽の伊達家との間で起こった悲劇的な戦の戦没者を悼む行事です。両軍の隔てなく鎮魂の思いをのせ、夜空に松明を灯します。 江戸時代には、旧暦の10月10日に慰霊のため「炬火(きょか)」を投げ合っていたと伝わる行事が、現在では11月の第2土曜日に五老山(翠ヶ丘公園)で「松明あかし」として執り行われるようになりました。 高さ1メートル、重さ1トン、直径1.2メートルもの巨大な松明が、五老山の上に十数本も並んで燃えさかる様は必見です。
小野町のシンボルの一つ、東堂山の中腹にある満福寺。創建は古く、奈良の高僧 徳一大師によって807年に開かれたと言われており、1200年を超える歴史の重みを感じることができる寺院です。なかでも仁王門の先にある鐘楼は、近世木造建築の粋が集められており、ひときわ神秘的な佇まいを見せます。 満福寺が今なお信仰を集めていることを象徴するのが、観音堂奥に奉安されている羅漢像です。昭和60年からまつられ、巨岩に刻まれた岩不動の裾を広げるように500体以上の羅漢像が並ぶ様は圧巻です。それぞれに表情豊かな羅漢像からは、平安を願う人々の思いが伝わってきます。
岩瀬郡天栄村田良尾を流れて黒沢に架かる、落差約10mの二股の滝です。 道路脇から見られる滝としては大きく、水量の多い梅雨明けから夏にかけては滝から舞い上がる水しぶきが陽光を反射してきらめきます。 黒沢橋の上から観賞しても迫力を感じることができますが、滝のたもとから眺めると、道路のそばにあるにもかかわらず周囲は深閑としていて、渓流の深部に潜り込んだような感覚が得られます。
山鶏滝(やまどりたき)は、阿武隈川水系の北須川沿いの遊歩道を750mほど歩いた先にある、高さ約10m、落差約8mの滝です。滝の正面に架かる橋の上からは、迫力のある音を轟かせて水が流れ落ちる姿を間近で眺めることができます。両岸に遊歩道があり、上流に向かうと「男滝」と「女滝」と呼ばれる二つの滝も見られます。それぞれ間近から眺められるところが魅力です。
猪苗代湖の南岸「郡山市湖南地区」にある七つの浜を総称して「湖南七浜」と呼びます。北から時計回りに浜路浜、横沢浜、舘浜、舟津浜、舟津公園、青松浜、秋山浜があり、いずれの浜からも四季折々の磐梯山を一望することができます。 キャンプ場やマリンスポーツの拠点として整備されている浜も多く、夏は湖水浴やキャンプで賑わいます。冬には、越冬のため飛来する白鳥や、「しぶき氷」といった自然現象を見ることができます。
日本三大桜のひとつ「三春滝桜」で知られる三春町。7月末に開催される「三春の里 夏まつり」に合わせて花火が打ち上げられます。会場では地元の人々のダンスや音楽の演奏で賑わいます。 花火は会場となる三春の里のほか、さくら湖の対岸から町のシンボルである春田大橋と合わせて花火を楽しめる、滝の平野外劇場も人気のビュースポットとなっています。
三春大神宮は、1689年に三春藩三代藩主 秋田輝季によって現在の所在地に遷された神社です。境内には多くの絵馬や、三春町指定の有形民俗文化財である白馬像が奉納され、三春地域が名馬の産地として古くから知られていたことを伝えています。 神社の境内にあるモミは町指定天然記念物ですが、それを含む23本の木々が「三春大神宮の森」として福島県「緑の文化財」に登録されています。
岳温泉は、安達太良山の麓に広がる温泉街です。かつては安達太良山の「くろがね小屋」付近にあり、陽日温泉と呼ばれていました。 山津波や戦災、火事などによって移転と再建を繰り返した後、岳温泉として現在の場所へ移りましたが、源泉は今もくろがね小屋付近から引いています。