2023年の年間でアクセス数・ダウンロード数が多かった人気の写真素材をまとめまし...
自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデルの大川竜弥です。
写真家・青山裕企さんが新しく立ち上げたプロジェクト、「ソラリーマンズ」にモデルとして参加しました。モデルをやることになったきっかけや撮影の裏話、今年9月23日から10月1日まで開催された写真展「ソラリーマンズ-東京・香港・京都-」の感想など、つらつらと書いてみます。
「ソラリーマン」は青山さんの原点となる作品で、2006年から制作しているシリーズです。これまでに1,000人以上の現役サラリーマンが空を跳び、写真集を4冊刊行、国内・海外のさまざまなメディアで話題になっています。
ソラリーマン(2006〜)
-- 青山裕企 (@yukiao) January 12, 2022
"画一的に見えるサラリーマンも、きっと誰かにとってのヒーローであり、おかしみのある個性的な存在である。"
サラリーマン一筋で生きてきた父親のことを、私は亡くなってから強く尊敬するようになりました。#ソラリーマン pic.twitter.com/p8W1nvVebW
またソラリーマンズは青山さん自らが被写体になり、スーツを着て空を跳ぶプロジェクト。「みんなが主人公になれる写真」をコンセプトに、子どもから大人まで幅広く楽しめる作品を目指しているそうです。
読んで字のごとく、ソラリーマンズはソラリーマンの複数形。青山さんの相棒として空を跳ぶモデルを探していたとのことで、ありがたいことにその大役を任せていただきました。
青山さんとの出会いは、FANZAでした。FANZAといっても、好きな作品を語り合うオフ会で出会ったわけではありません。FANZAのオウンドメディア「FANZA Magazine」の企画「TISSUEBOX」でインタビューをしたことがきっかけです。
「写真撮影はモデルが隠したいコンプレックスを見つける行為。隠したい部分にこそ魅力がある」写真家・青山裕企
このインタビューで青山さんのファンになり、その後、20022年秋に開催された写真展「青山裕企の写真思春紀」におじゃましました。そこでソラリーマンズの構想と、「大川さんにモデルをお願いしたい」という話を聞いたのです。
ソラリーマンズ初の撮影は、今年の4月。はじめてのジャンプは、東京・丸の内でした。私はフリー素材モデルを11年続けているとはいえ、ジャンプ写真の経験はそれほど多くありません。ソラリーマンズの撮影に備え、数か月前から体幹を鍛えてジャンプの練習をしてから挑みました。
手前みそですが、はじめてのソラリーマンズにしてはポージング・高さともになかなかのクオリティです。
青山さんは、自称・究極の晴れ男。私もフリー素材モデル活動のなかで、雨で撮影が中止になったのはほんの1、2回です。究極の晴れ男と至高の晴れ男がそろった撮影当日の朝は雨が降っていましたものの、集合時間にはすっかりやんでいました。
2回目の撮影は、2泊3日の香港ロケ。食事以外はほぼ撮影というタイトなスケジュールでしたが、青山さんと同行してくれたアシスタントさんのサポートもあり、全力で楽しむことができました。
満島ひかりさんがボーカルを務めたMOND GROSSO「ラビリンス」のロケ地として有名な、モンスターマンションでジャンプ!
香港を象徴する、密集したビル群の前でジャンプ。現地のおじさんたちが不思議そうな目で見ていました。
香港のスニーカーストリートにある、NIKEの看板の前でジャンプ。憧れのマイケル・ジョーダンと超間接的に共演です。
私のInstagramにオフショットを数枚アップしています。もし興味があれば、チェックしてください。香港ロケの裏話をいろいろ書きたいのですが、長くなってしまいそうなのでまたの機会に。
京都ロケでは、人気の観光地を巡りながら撮影しました。7月ということもあり、とにかく暑かった...!
早朝、八坂神社の前でお笑いコンビ・キャイ〜ンさんを彷彿とさせるポージングでジャンプ。
鴨川デルタでジャンプ!スーパーマリオを意識しました。
人がいないタイミングを狙って、嵐山にある竹林の小径でもジャンプ。私のフリー素材出世作、年収低すぎのポージングです。
そして、東京、香港、京都で撮影した作品を展示する写真展「ソラリーマンズ-東京・香港・京都-」が、今年9月23日から10月1日まで開催されました。意外かもしれませんが、11年のフリー素材モデル活動で写真展に参加するのははじめてです。
ちなみに、ソラリーマンズのような作品撮りに参加するのもはじめての経験。作品撮りも写真展の参加も、昔からやってみたかったことで、どちらも叶えてくれた青山さんには心から感謝しています。
写真展には数日在廊したのですが、ソラリーマンのファンや私のSNSのフォロワーさん、友人知人が遊びに来てくれ、とても楽しい時間を過ごすことができました。来場してくれたみなさま、本当にありがとうございます。
写真展で販売した写真集「ソラリーマンズ」は、後日オンラインで販売するそうです。詳細が決まり次第告知をしますので、ぜひ買ってください!
青山さんによると、ソラリーマンズはこれで終わりではなく、今後も国内外で撮影を行うとのこと。また写真展を開催すると思いますので、遊びにきていただけると嬉しいです!
最後に、個人的に気に入っている香港の公園で撮影した1枚を紹介します。ぱっと見「合成?」と思うような、完璧な無表情の空気イスポージングをご覧ください。必死な表情をしている青山さんとの対比もおもしろいです。
お仕事ください。