2023年の年間でアクセス数・ダウンロード数が多かった人気の写真素材をまとめまし...
ぱくたそでは、2023年から観光地や穴場スポットのロケーションを詳しく紹介する「ロケログ」をスタートしました。
今回は岡山県北部、かつて美作国(みまさかのくに)と呼ばれた作州地域の皆さまの協力を賜り、津山市、真庭市、美作市、鏡野町の4自治体とコラボして観光地を紹介するプロジェクトです。
第一弾として真庭市にある「旧遷喬尋常小学校舎(きゅうせんきょうじんじょうしょうがっこうこうしゃ)」を取り上げます。これは1907年に建設された、ルネッサンス様式で左右対称の歴史ある木造建造物です。
旧遷喬尋常小学校は国指定の重要文化財で、平成2年に小学校としての役目を終え、現在は観光地として開放されています。
場所は、〒719-3214 岡山県真庭市鍋屋17-1
姫新線の久世駅から徒歩10分の距離です。
校舎内は一般見学とツアーが可能です。新型コロナウイルスの影響で学生服の貸出や給食体験は中止ですが、古き良き時代の雰囲気が体験できるため魅力的な場所です。
入場料は無料で、朝の9時から18時まで開館しています。早朝の眩しい日差しを浴びる時間帯に訪れるもよし、日が暮れてきた時に西日を浴びる校舎を眺めるもよし、私的利用であれば内部外観共に自由に写真撮影が可能です。是非、感慨深い写真を撮りに訪れてみてください。
撮影した旧遷喬尋常小学校のフリー素材をご覧ください。
外観からです。古きよきレトロな街灯と白い木造の洋館をお昼の快晴で撮影しました。
入り口には壁にかけられた古時計と連動した鐘がぶら下がっています。授業の開始や終了の鐘はこれを使って鳴らしていたのでしょう。
部屋や教室ごとの案内もその当時のものが残っています。山田学級の下に消えきれていない鈴木と書かれた名前の跡が見えます。これらが物語る歴史が魅力です。
次に教室の様子を見ていきましょう。平成2年まで使用されていたスチールパイプの机と椅子は、昭和の風情を感じさせます。机に向かって手を上げる子供たちの様子が思い浮かびます。
旧遷喬尋常小学校は、映画やドラマで学校ものや回想シーンのロケーションとして使用され、文化イベントや展示の舞台としても活用されています。地域住民に愛される観光スポットです。
文化庁のページでも、ロケーション場所(フィルムコミッション)の一つとして紹介されています。
https://www.jldb.bunka.go.jp/location/330300154/
「ぱくたそ」ではレトロ感溢れる写真をフリー素材として公開しています。旧遷喬尋常小学校の写真を使い、このスポットにも興味を持っていただけたら嬉しいです。
旧遷喬尋常小学校の詳しい情報は公式ホームページにてご確認いただけます。
https://kuse-espace.jp/school/#access