2023年の年間でアクセス数・ダウンロード数が多かった人気の写真素材をまとめまし...
ぱくたそで撮影フォトグラファーとして活動中の「hokori/yu_dai」です。前半の記事(呪術廻戦の渋谷事変があった副都心線ホームやヒカリエなどを聖地巡礼フリー素材(前半))に引き続き、週刊少年ジャンプに連載中の『呪術廻戦』に登場する実在の東京渋谷をお送りします。
後半記事でご紹介するのは、渋谷ブリッジ21、松濤文化村ストリート、渋谷マークシティ自由通路、渋谷ストリーム前、道玄坂 109前、道玄坂 小路となっています。
今回も、美しい高画質のフリー素材をお楽しみいただきながら、原作のシーンを思い出しつつ、旅行気分を味わっていただければ嬉しいです。
セルリアンタワーから少し移動すると、虎杖悠仁と伏黒恵のタッグが粟坂二良と激闘を繰り広げた場所、「渋谷ブリッジ21」に到着します。ここは、深夜に伏黒恵の技『脱兎』が炸裂し、無数のうさぎが道路を埋め尽くしたシーンや、虎杖悠仁が車を投げ飛ばした迫力満点の戦いが繰り広げられた場所です。
歩道橋からの景色も見逃せません。ライトアップされた夜景が特に美しいです。
釘崎野薔薇と新田明補助監督が走っていると、サイドテールが特徴的で圧倒的な不人気キャラクターである呪詛師『重面春太』との戦闘が始まります。「新田ちゃん、隠れてて すぐ終わるから」という緊張感あふれるシーンです。
道路横にある東急百貨店(Bunkamura)は土地開発に伴い長期休館の工事が行われているため、同じ画角での撮影はできませんでしたが、この状況も写真の醍醐味である「瞬間を切り抜く」楽しさを感じさせてくれます。
さらに場面が切り替わります。「渋谷事変」も佳境に入り、戦闘はますます激化していきます。この場所は、禪院家26代目当主である特別一級の禪院直毘人が率いる禪院班と、特級呪霊『陀艮』との戦闘が繰り広げられた場所です。
昼夜問わず井の頭線の乗り換えや道玄坂方面に向かう人々で賑わう場所のひとつです。普通の交通機関への通り道で、これほど激しい戦闘が行われていたと思うと驚きです。
「日下部~、もう建物内を調べるのは良くないか?」
パンダ先輩が日下部先生に話しかける平穏なシーンです。どの班も戦闘が激化する中で、このような緊張と緩和のバランスが絶妙に効いており、読み返すと非常に面白いです。
原作を知っている人は、この後に宿儺が登場し、渋谷が火の海になる展開を思い出すでしょう(笑)。この瞬間の静けさが、後の激しい展開への前奏となっています。
渋谷事変もいよいよ終盤に差し掛かり、ぼろぼろの伏黒恵を追い回す重面春太との陰湿なシーンからスタートします。その後、布瑠部由良由良ふるべゆらゆらと詠唱し、「まこら(八握剣異戒神将魔虚羅)」の調伏の儀が始まります。
ラストでは、半径200メートルの範囲が宿儺の領域展開「伏魔御廚子」によって建物が切り刻まれ、渋谷の風景が一変します。この場面は、クライマックスに向けた重要な転換点であり、登場キャラクターたちの運命が大きく動く瞬間でもあります。ストーリーを知っていると感情がこみ上げてきますね。
道玄坂を進んだ先で、分身した真人と釘崎野薔薇の戦闘が始まります。この小路は狭く入り組んだ道が多く、バトルでは地形を活かした巧みな描写が際立ちます。この場面から、虎杖悠仁と真人の因縁のバトルが始まり、『渋谷事変』のクライマックスに向けて物語は一気に展開していきます。
以上、渋谷事変でキーになる12箇所の聖地巡礼でした。
この他にもアニメ版のオープニングで描かれたスクランブル交差点や道中の様子などもフリー素材として公開していますので是非ご利用ください。
作中にも出てきた渋谷周辺の写真もたくさん撮っています。ぜひご利用ください。
聖地巡礼のフリー素材いかがでしたでしょうか。この記事を執筆中、原作の方は新宿決戦で跡形もない都市景観が描かれています。渋谷から舞台を変えて、そちらのも撮影できたらと思っています。
今回をきかっけに今後もアニメや漫画などの「聖地巡礼」にトライしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました!