2023年の年間でアクセス数・ダウンロード数が多かった人気の写真素材をまとめまし...
こんにちは、フリー素材モデルの大川竜弥です。
気づけば、今年の3月でフリー素材モデルデビュー4周年を迎えます。最初は「ネットで顔をだすなんて恥ずかしい・・・」と思っていたのですが、撮影を重ね、経験を積み、堂々と人前で顔面を晒せるようになりました。一部ではインターネット露出狂と呼ばれているそうです。うるせぇ。
私は2年前から"自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデル"を名乗っています。デビュー直後から名乗らなかった理由ですが、いま考えると自信がなかったのでしょう。利用者にとって使いやすいフリー素材は意識していたのですが、どうすればいいのか、手探りな状態が続いていたのです。
しかし、次第にお仕事をいただけるようになり、一つひとつ新しい習慣を取り入れることで、いわゆるひとつの"プロ意識"を持つようになりました。「フリー素材のプロってなんだよ!」とつっこみたくなる方がいるかもしれませんが、適度にスルーしてください。
というわけで、今回は私が自称・日本一のフリー素材を名乗るために日々実践している、4つの習慣を紹介します。万が一フリー素材モデルになりたい奇特な方がいたら、参考にしてください。
フリー素材モデルはニュースサイトやブログのアイキャッチ、企業のバナー広告など、イメージカットとして使用されます。イメージカットとして使用される人間に特定のイメージがついたら、利用者は使いづらくなるでしょう。炎上はご法度、「フリー素材モデルは常にフラットであれ」です。
しかし、どうしても意見を言いたくなることはあります。とくに、フリー素材業界に関すること。そういうときは、誰になにを言っているかをはっきりさせるようにしています。そこを曖昧にすると、遠くから石を投げているみたいでかっこ悪いですからね。
MIKA☆RIKAさんに良い印象を持っていない理由は、本人たちがフリー素材と向き合っている姿勢が感じられず、"やらされている感"があるからです。サービスをリリースしたとき、賞を受賞したときだけアピールするのではなく、日々利用者と向き合い、感謝・改善する姿勢が大事だと思うのです。
-- 大川竜弥(フリー素材) (@ryumagazine) 2015, 12月 18
使用可能期限があるものは、フリー素材じゃない。フリー素材になる覚悟が足りない。人は覚悟に魅力を感じ、ファンになってくれるのです。
-- 大川竜弥(フリー素材) (@ryumagazine) 2015, 12月 18
ある程度自分のフリー素材が使用されるようになったら、どのような使われ方をしているのか、反応が気になるものです。ポジティブな反応は次に活かし、ネガティブな反応は即改善。私が使用している主なエゴサーチワードはこちら。
あとはその時々に応じて追加しているのですが、これで自分に関する言及、ぱくたそに関する言及、フリー素材業界に関するものはだいたい拾えます。
ちなみに、使用しているツールはTwitterとYahoo!のリアルタイム検索。最近テレビのバラエティ番組でフリー素材を使用していただく機会が増えたのですが、自分では見つけることができないので、長年培ったエゴサーチ能力が役立っています。
本日(1/12)放送の「変ラボ」(日本テレビ系)で大川のフリー素材を使っていただきました。NEWSさん、番組スタッフのみなさんありがとうございます。33歳なのに男子高校生のコスプレしてごめんなさい。 pic.twitter.com/6MczuaFKBq
-- 大川竜弥(フリー素材) (@ryumagazine) 2016, 1月 11
自分のフリー素材を定期的に使用してくれるニュースサイト、ブログをRSSに登録して、毎日チェックしています。1日、3000〜4000記事くらいですね。
RSSをチェックする目的は、どのネタでどのフリー素材が使用されているのか、競合サービスにあってぱくたそにはないフリー素材で使用されやすいものを分析するため。あとは、実績資料作りです。
フリー素材モデルとして取材依頼を受ける際、実績資料の提出を求められることが多々あります(とくにテレビ)。取材依頼はスピード命ですので、すぐに対応しないといけません。実績資料作りに時間をかけていたら、話がなくなってしまった・・・。なんてこともあります。
そうならないように、毎日RSSをチェックし、3ヶ月に1回実績資料を更新しています。ニュースサイト、ブログだけではなく、自分のフリー素材が使用されたバナー広告を見つけたらダウンロードして、データを保存しておくことも大事ですね。
大川バナー広告コレクションをまとめてみました。300x250「レクタングル(中)」バージョンと336x280「レクタングル(大)」バージョンです。 pic.twitter.com/z2QlMCJYdV
-- 大川竜弥(フリー素材) (@ryumagazine) 2015, 8月 5
もちろん、はてなブックマークやニュースアプリ、2ちゃんねるまとめサイトなども毎日チェックしています。
ぱくたそのフリー素材は、全てレタッチをしています。利用者にとって使いやすいフリー素材にするためで、肌をきれいにしたり、体型を細くするためではありません。レタッチの手間の分だけ、運営管理人すしぱくさんの負担が増えます。「写真と実物違いますね・・・」と思われたら、フリー素材モデル失格なのです。
それに、フリー素材を見た方から被写体のお仕事をいただき、打ち合わせや現場に行ったときガッカリされたらこの上なく失礼ですし、次の仕事はないでしょう。以前はスキンケアと食事管理のみでしたが、昨年から本格的なトレーニングをはじめました。
モデルの姿勢や体型が悪ければ、それだけでフリー素材のクオリティが下がります。よりクオリティの高い、より使いやすいフリー素材を撮影するためには、日々のトレーニングは欠かせません。本格的なトレーニングをはじめてから数ヶ月なので、偉そうなことは言えませんが・・・。
"自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデル"を名乗るため以外にもうひとつ、私が4つの習慣を実践している理由があります。
「日々準備をしていないと、チャンスはやってこない」からです。
これは武田真治さんの言葉なのですが、フリー素材モデルとして活動をはじめて4年弱、私にも経験があります。運良く話題になり、露出が増え、仕事につながったとしても、能力がともなわなければ先がありません。チャンスのために毎日準備をして、チャンスが訪れたら全力で取り組める人が強いんだなと、痛感しました。
もっともっと露出を増やし、ぱくたその知名度・認知度向上の手伝いができるように、今回紹介した4つの習慣を実践しています。自称・日本一のフリー素材モデルではなく、日本一のフリー素材モデルになるために。
一生チャンスが訪れず、ただのインターネット通で筋肉質なおじいちゃんになってしまうかもしれませんが・・・。
お仕事ください。