質問にAIが回答する「ChatFAQ」を導入しました

質問にAIが回答する「ChatFAQ」を導入しました

利用規約よくある質問の内容をAIが瞬時に回答してくれる「 ChatFAQ」の導入が無事に完了しました。

どのような仕組みかというと、3万文字を超える利用規約とよくある質問の内容をAIに登録させ、その内容に関連する質問があった場合、AIが適切に回答してくれるといったものです。

よくある質問のページにも表示されていますが、iframe 表示なので、以下からもご利用できます。

よくある質問のリニューアル

ChatFAQの導入に伴い、よくある質問のページも刷新しています。これまでにいただいた数千件以上のお問い合わせをすべてデータベース化することはできていませんが、近しい質問などはグルーピングして質問を作成しています。

例えば、こういった質問が個別に来たとします。

「学校の授業で使用することはできますか?」
「スクールで生徒に素材を使わせることはできますか?」
「授業の資料に使用して生徒に配布できますか?」

だいたい同じような使用方法なので、一つの質問にまとめ、二次配布する場合は関連する質問に遷移させるといった回答を作っています。

例:FAQ:学校の授業で利用したい - ぱくたそ

これは、利用者のみなさんが気になる点をできるだけ掲載し、安心できるサイトを目指したいと考えています。これは知り合いのデザイナーから言われたことですが、

有料の素材サイトでさえ無断転載したものが販売されている時代なので、安心できるサイトという信頼性は今後もっともっと重要になってくると思います。

そう思える人が一人でも増えてくれるといいですね。

ChatFAQの今後と改善リクエストについて

チャットの回答をするのが人間ではなくAIであるため、精度を心配する方も多いはずです。

例えば、不正利用なのに「ご利用いただけます」的な内容を回答してしまうものと、類義語や関連するワードで質問しても出てくる回答と出ない回答があるといったケースです。

前者については、「 【ユーザーテスト募集】お問合せ対応を軽減したい → GPTを活用したFAQ自動応答でスピードアップ」の頃にテスターの皆さんから頂戴した意見をふまえ、できる限り正確な内容を回答するよう調整しています。ただし、その回答する閾値が高く設定されている影響で、「不正利用できます」といった回答よりも「質問に対する回答はありません」といった内容が多くなる傾向ではあります。

後者については、例えば、「授業で利用したい」は回答が表示されるが、「スクールで利用したい」「セミナーで利用したい」「塾で利用したい」似たようなワードを使用しても言葉が変わるだけで回答できないケースがあります。

これは、今後のGPTアップデートが入ることで、大きく改善されるであろうとの結論ですが、AIに読み込ませるデータをもっと増やすことで改善できる可能性もあります。皆さんのご要望がより精度をあげますので、気づいた点は、「FAQ改善フォーム」からご連絡いただけると嬉しいです。

スペシャルサンクス

ChatFAQのテスト期間にご協力いただいた方を以下のとおりご紹介いたします。本当にありがとうございました。(順不同、敬称略)
相原典佳 あいはらのりよし / りんもん / なつき / みぃ / ちづか / みっこ / masa / Natsuki /  An Iwasaki / その他、非公開希望の9名